ポルトガルワインのブドウ品種。押さえておきたい厳選9種!

ポルトガルワインのブドウ品種。押さえておきたい厳選9種!

ポルトガルワインは古くから受け継がれた伝統と、国内で見られる250種類以上の固有品種のブドウがあることで有名です。

ワインの生産量では世界のワイン生産国の中で11番目(2016年データ)に位置し、ポートワイン、マデイラワイン、ヴィーニョヴェルデの生産国として知られています。

そんなポルトガルのワインですが、近年大きな変化を遂げたと言われています。 海外などのワイナリーで近代的なワイン造りを学んだ若き生産者がポルトガル国内でワインの改革を起こし始め、ブドウ全体のフレーバーを高める努力がなされているのです。

特筆すべきはそれぞれの若き醸造家が、 独自にブドウを栽培し、独自のワインを製造することを始めたことによって、特に過去25年間でポルトガルの多くのワイナリーが大きな成長を遂げたということです。

今回は今世界で最も注目を集めているポルトガルワインに使われるブドウの品種について見ていきましょう。

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ポルトガルのワインを守ったアペラシオン

ポルトガルは、ヨーロッパで初めて輸出用のワインの制度を整えた国としても知られています。

ポルトガルの微発泡ロゼの代表作「マテウス ロゼ」は、1942年にポルトガルで誕生し、世界的ロゼブームの火付け役となりました。このワインはポルトガルの輸出の大部分を占めていますが、このような成功の背景には独自のワインを管理する制度がありました。

保守的な国柄で知られていますが、ポルトガルはアペラシオン管理システム近いものを最も早く確立した国です。原産地呼称制度とも呼ばれるこの制度は、1756年、ポルトガルのドウロ地方に最初に境界線が引かれることによって始まりました。

地元のブドウ品種を守ろうとする、生産管理に対する国の情熱の強さがうかがえます。そして、1908年にはヴィーニョヴェルデ地方が誕生します。

国によって管理されたアペラシオンは、地理的に原産地を明確にし、ブドウの品種、および生産方法に至るまでを管理するシステムで、このような管理を行うことによってブドウや生産者が守られ、また、偽造ワインの製造を防止することができるようになったのです。

そして、ポルトガルは古くからその地で育った固有種のブドウを守り続け、近年ではワイナリーの近代化が進み、独自の味わい深いワインを高い品質で生産することが可能になったのです。

 

ポルトガルを代表するブドウ品種

ポルトガル地図

以下ではポルトガルを代表するブドウの品種を見ていきます。これらの多くは、日本ではまだまだマイナーなブドウ品種ですが、ポルトガルでは日常的に親しまれているブドウと言えます。

また、ポルトガルワインの特徴として、ブレンドもよく行われるので、さらに複雑な味わいとなり、世界のポルトガルワイン愛飲家たちを楽しませています。

ポルトガルの赤ワイン5品種

まずはポルトガルの代表的な赤ワインに使われるブドウ品種を見ていきましょう。

1.トウリガ・ナショナル

トウリガナ・ショナルはポルトガルで最も有名なブドウとして知られているブドウ品種で、ラズベリー、スミレ、革の香りで有名です。このブドウを使ったワインは、強いフレーバーとアロマの表現力によって、カベルネ・ソーヴィニヨンを思い起こさせます。このブドウはドウロ地方が産地としてよく知られています。

2.トウリガ・フランカ

ポルトガルで有名なもう1つのブドウは、ポートワインの原料として一般的に使用されるトウリガ・フランカです。この品種は、ブラックベリーとバラの香りがあり、色調とタンニンが鮮やかです。

3.トリンカデイラ

トリンカデイラは、ティンタ・アマレラ、エスパデイロ、クラット・プレット、モルタグア、ラボ・デ・オベーリャ・ティント 、ムルテイラなどととも呼ばれることから、さまざまな地域で栽培されていることがうかがえます。

このブドウ品種は、ポルトガル全土、特にアレンテージョ地方によく見られる品種です。トリンカデイラで生産されたワインは、その強烈な色と優れたタンニンが特徴です。若いワインは薬草のような香りもします。

4.カステラォン

ポルトガル南部で最も広く栽培されている赤ブドウがカステラォンです。この伝統的なブドウは、ラズベリー、杉、タバコの香りが感じられ、繊細ながらしっかりとしたワインになります。

この品種は、リスボンの南に位置するセトゥーバル地域のサブリージョンであるパルメラや、アレンテージョ地域などの暖かく乾燥した土壌で栽培されています

カステラォンで生産されるワインは通常フルーティーで、ストラクチャーが強く、バランスの取れた酸味とタンニンが感じられます。

5.バガ

バガは皮が厚く小さなブドウで、ワインに高濃度のタンニンがあらわれます。熟成すると、深みのある色と豊かなストラクチャーが生まれ、タンニンの存在感と高い酸味を備えたワインとなります。この品種はバイラーダ地方で出会うことができます。

ポルトガルの白ワイン4品種

ワイン王国として知られるポルトガルは、赤ワインと同様に白ワインも幅広く楽しまれます。ここではポルトガルを代表する白ワインのブドウ品種を見ていきましょう。

1.フェルナン・ピレス

フェルナン・ピレス(マリア・ゴメスとも呼ばれる)は、ポルトガルで最も栽培されている白ブドウ品種です。このブドウは、セトゥーバル半島、テージョ、リスボン、バイラーダの各地域で精力的に栽培されています。

フェルナンピレスのブドウは、軽くて芳香のあるフルーティーな白ワインを作り出します。早めに収穫すると、これらのブドウは柑橘系の風味と花の香りがワインにあらわれます。

収穫時期のバリエーションによって、スパークリングワインから、甘口の白ワインの製造にも使用されます。

2.アルバリーニョ

白ワインの原料として有名なアルバリーニョは、個性が際立った、芳醇な桃の香りを楽しめるワインを作ることができます。また、トロピカルフルーツや花の香りを感じることもできます。

この品種は、ヴィーニョヴェルデ地方の北部で非常にメジャーで、強烈でアルコール含有量が高いワインに仕上がります。

3.エンクルザード

エンクルザードは、ダン地域とポルトガルの中央北部でよく栽培されています。この品種は、エレガントでバランスが取れていることに加えて、非常にインパクトのある白ワインに仕上がることで有名です。

しかしそのアロマは繊細で、フローラルやシトラスのアクセントがあり、ミネラルが多く感じられるのが特徴です。

高温でも、エンクルザードのブドウは甘くなりすぎずに酸味を新鮮に保ちながら熟す特徴があります。

このブドウは自然の状態でもよい味が生み出されますが、オーク樽で発酵や熟成させると、さらにテクスチャの強い、ピュアで繊細なワインに仕上がります。

4.アリント

アリントは熟成が遅いのが特徴で、リンゴとレモンの香りのするエレガントなワインを生み出します。早熟のブドウで造られると、とてもフレッシュが楽しめるワインとなります。

アリントは高温に耐えることができ、アレンテージョなどポルトガルのいくつか暑い地域で栽培されています。ヴィーニョヴェルデ地方では、ペデルナンという品種として知られています。

このブドウ品種は、自然の酸味が強く、優れたスパークリングワインを作り出します

 

AraiBrandおすすめのポルトガルワイン

いかがでしたか?ポルトガルワインの魅力はなんといっても、その土地ならではのブドウを使った、オリジナリティ溢れる味わいです。今回ご紹介したブドウ品種はごく一部で、ポルトガルにはまだまだ魅力的なブドウ品種が存在します。

1ヘクタールあたりのブドウの固有品種が世界最多といわれるポルトガル。多品種をブレンドした味わい深いワインが数多く生産されています。

そんな特徴を持つポルトガルワイン。以下ではAraiBrandオススメのワインをご紹介します。

 

ポルトガルワイン【赤】のおすすめ

口の中に広がるブドウ本来の渋みや酸味に、どこか懐かしさや温かみを感じられるのがポルトガルの赤ワインの特徴です。ここではおすすめのポルトガルの赤ワインを紹介していきます。

 

ドナ・エルメリンダ

ジャパンワインチャレンジ2019銀賞を受賞したワインです。色調は濃く深い赤色で、マデイラの香りや高級な完熟した赤肉系果実の香りが漂う質のまろやかなタンニンが感じられます。心地よい味のハーモニーが長く口に残る赤ワインです。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:カステラォン、カベルネ・ソーヴィニョン、トウリガ・ナショナル

味わい:ミディアムボディ

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ】

 

キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ

熟した果実の複雑な風味をはっきりと感じられます。トーストを感じさせるベリー ジャム、チョコレートや濃い色合いの花の香りがほのかに漂い、バランスの良い、骨格のしっかりした飲み口です。

原産地:ポルトガル/ドウロ地方

品種:トウリガ・ナショナル40%、トウリガ・フランカ30%、ティンタ・ロリス30%

味わい:フルボディ

詳しくはこちらから【キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ】

 

ポルトガルワイン【白】のおすすめ

ポルトガルの白ワイン用ブドウ品種はほぼ土着品種で、その種類も多岐にわたります。ポルトガルにはイワシなどの魚を塩焼きで食べたり、フリットにして食べる文化があります。日本と共通した食文化があるという点でも、ポルトガルの白ワインは、日本の食にも合わせやすいワインです。その中でも白ワインのオススメをご紹介します。

 

ドナ・エルメリンダ【白】

アジア最大規模のワインコンテスト「ジャパンワインチャレンジ」にて、2019年金賞を受賞した白ワインです。
色調は緑がかった麦の穂色。濃厚なトロピカルフルーツとはちみつの香りが漂います。酸味と甘み、アルコールと果実感の複雑な味わいで、余韻は長く口の中に残ります。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:シャルドネ、アリント、アンタオン・ヴァス、フェルナオン・ピレス

味わい:辛口

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ白】

 

レゲンゴス セレクション

色調は透明感のある麦の穂色。熟したマンゴーやパッションフルーツのアロマの香りと共に、バランスの取れたフレッシュな味わいが楽しめます。

原産地:ポルトガル/アレンテージョ地方

品種:アンタォン・ヴァス60%、ゴウヴェイオ40%

味わい:辛口

詳しくはこちらから【レゲンゴスセレクション】

 

ヴィーニョヴェルデのおすすめ

爽やかでキレのある酸とフルーティな果実味に溢れ、軽やかな辛口のヴィーニョヴェルデ。アルコール度数が低めで飲みやすく、ワイン初心者でも親しみやすい味わいも魅力です。飲み疲れることなくカジュアルに楽しめるグリーンワインは、国内でも人気がでてきています。そんなヴィーニョヴェルデのおすすめをご紹介します。

 

ヴェルデガル・ブランコ

グリーンアップルや柑橘系果実のアロマ漂う、フレッシュでほのかな甘みのあるライトボディなワインです。バーニャカウダなどの野菜料理、白身魚の料理と好相性。ライトで微発泡なので、乾杯の一杯にもおすすめです。特に春から夏のシーズンのお食事に、4~8℃までしっかり冷やしてお飲みください。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:アリント、アゼル、ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:中辛口

詳しくはこちらから【ヴェルデガル・ブランコ】

 

フガス

フルーティで軽快、滑らかな口当たり。柑橘系の色調を持ち、モダンで爽やかなワインです。8~10℃にキリッと冷やしたヴィーニョ・ヴェルデ「フガス」は、白身魚の料理、鶏肉のような淡白な肉料理と相性が抜群です。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:辛口

詳しくはこちらから【フガス】

 

ポルトガルワインを通販で1本からご購入頂けます

ワインは専門店でお買いになっている方も多いかと思います。しかし、現在ではお好きなお店のネット通販でワインを購入できるようになってきています。国内でも、ワインを楽しむ人が増えてきて、そのニーズの高まりとともに、気軽にネット通販で購入するできるように環境が整ってきています。

しかし、ワインなどの飲料をネットで購入する際の問題は、インポーターがレストランなどに直接販売するために、個人で買う際もケースで買わなければならないということが起こりうるということです。

AraiMartでは、20種を超えるポルトガルワインを1本からご注文いただけます。ポルトガルにグループ会社があるため、 日本でなかなか出会えないポルトガルワインを、お求めやすい価格でご提供しています。国内でも人気が高まってきているヴィーニョヴェルデももちろんごお取り扱いしております。ご自宅のセラーに、ポルトガルの彩りを添えてみるのはいかがでしょうか。

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