家でも手軽にカイピリーニャ!簡単で美味しいレシピ10選!

ブラジルを代表する蒸留酒『カシャッサ』は、日本国内でもじわじわとその存在感を高めているスピリッツとなってきています。

サトウキビを原料としたこのお酒には、様々なフルーツとの相性も良く、バーテンダーがいろいろなレシピを日夜開発しています。

そのカクテルの中でも一番の人気はなんといっても『カイピリーニャ』です!このカイピリーニャは、2018年には生誕100周年を迎え、ブラジル国内でも大いに盛り上がりました!

レモン、砂糖だけで作るシンプルなカイピリーニャは、砂糖とカシャッサ自体の持つ甘味にレモンの酸味が優しく添えられ、直感的に爽やかで美味しいと感じられるカクテルです。

今日は、そんなカシャッサの歴史を紐解き、最後にカイピリーニャのレシピをご紹介します!是非最後までお楽しみください!

カイピリーニャは薬として発明された?!

ブラジル文化を最も美しく表現する飲み物であるカシャッサは、ブラジルおよび世界で最も消費されている蒸留酒の1つになっています。そのカシャッサで作られるブラジルを代表するカクテルが『カイピリーニャ』です。

カイピリーニャはサンパウロの内部にあるピラシカバ市で生まれたとされていて、2018年にはカクテル生誕100周年を迎えました。

その歴史をさかのぼると、カイピリーニャは、カシャッサ、レモン、ニンニク、蜂蜜を混ぜて作られ、当時ブラジルで流行していたスペイン風邪に苦しむ人々に対する民間療法として開発されたといわれています。

当時の家庭では薬に少量のアルコールを混ぜて服用することが一般的だったので、この飲み物はすぐに受け入れられました。

飲みやすく改良され今の形に

大変多くの人が服用しましたが、その飲み物には味に問題がありました。そこで、スペイン風邪に対する効果をより加速させるために、ある日誰かがニンニクと蜂蜜を取り除くことを思いつきました。

そしてその飲み物を甘くするために、砂糖大さじ数杯がレシピに加えられました。そして、より飲みやすさを追求するために氷を入れて飲むようになったということです。

カイピリーニャは富裕層の飲み物だった?!

また、他の説によると、カイピリーニャはピラシカバ地域の根強いサトウキビ文化が反映され、お金持ちのパーティーやイベントのための地元の飲み物として、ピラシカバ地域の大地主によって発明されたといいます。

カイピリーニャは、発明当初は、輸入ウイスキーやワインの代替品と見なされていて、上流階級の農家のパーティ、牛の販売所、有名人が集まるイベントなどでよく提供されていたということです。

このような起源をもつカイピリーニャは、原料が低価格のためすぐに人気を集め、サンパウロ州全体で噂となり、19世紀にはサンパウロを象徴する飲み物となりました。

20世紀初頭の1930年代には、他の州にも伝わり、特にリオ・デ・ジャネイロ州やミナス・ジェライス州でも目にするようになったと言われています。

豊富なバリエーションがカイピリーニャ人気の秘密!

今ではブラジル全土において大人気のカイピリーニャですが、その人気の秘密は、このカクテルが持つ豊富なバリエーションにあります。

一部の地域では、精製糖の代わりに黒糖が使用されます。ブラジル国内では、色とりどりの果物を使ったものや、人工甘味料を使ったものまで、様々な作り方があります。

ただ、カイピリーニャをアレンジして元のレシピからレモンを取り除くことは、ブラジルのバー文化の中でも非常に物議を醸すトピックになっています。

様々なバーテンダーが、色々な材料を使い、様々なレシピを生み出しましたが、レモン以外の果物を使って作られるカクテルは、理論的にはカイピリーニャとは言えないという議論があるのです。

オリジナルのカイピリーニャを法律で保護!

カイピリーニャを作るにあたり、ウォッカや日本酒などの他のスピリッツを使い、新しいカクテルが生み出されていますが、このような場合、いかなる状況においても、それらのカクテルを“カイピリーニャ”と呼ぶことはできないと言われているのです。

そこでなんと、カイピリーニャをブラジルの文化的遺産として、また、国の飲み物として保護するために、国際法において、カイピリーニャとその原料となるカシャッサのブランドを守るために、法律番号4,851の法令が2003年に政府によって署名されたのです。

伝統的なレシピでは、グラスの中でレモンと砂糖を軽く揉み、次に氷を加え、続いてカシャーサを加えるとされています。そして少し混ぜて味を均一化させます。

この“カイピリーニャ”は、レモンの酸味、砂糖の甘さ、そしてカシャッサの持つアルコールとの完璧で歴史的なハーモニーを感じられるカクテルなのです。

カイピリーニャを作ってみよう!簡単レシピ10選

ここからは、ブラジルで人気のカシャッサ“セレッタ”を使ったカイピリーニャに関連するカクテルの作り方を10種類ご紹介します。手軽で簡単にできるものばかりなので、ご自宅でもチャレンジできる方は作ってみてくださいね!

1. 伝統的なレモンとカシャッサのカイピリーニャ

伝統的なカイピリーニャのレシピは非常に簡単に作ることができ、ブラジル国民の情熱の象徴です。まずはトラディショナルなカイピリーニャから始めてみましょう。

作り方

-タヒチライム1個、よく洗ったもの
-砂糖小さじ2杯
-クラッシュアイス¼カップ
-飾り用レモン 1スライス
セレッタ¼カップ(60ml)

先ほどもご紹介しましたが、砂糖とレモンをグラスの中で軽く揉み、氷を入れたらその上からセレッタを注ぎ入れる。軽くまぜて飾りのレモンをその上に添えたら完成です!

2. パッションフルーツ入りスイカカイピリーニャ

このカクテルは爽やかで、とても美味しくて簡単に作れます。スイカとパッションフルーツのフレーバーのミックスは、甘いだけでなく酸味も程よく感じられるドリンクとなります。

作り方

-パッションフルーツ1/2個(種ごと)細かく切っておく
-スイカキューブ状に切ったものを2カップ
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
-飾り用レモン 1スライス
セレッタ¼カップ(60m)

パッションフルーツとスイカをグラスの中で良く潰します。そこに氷を入れて、セレッタを入れて混ぜ、レモンスライスで飾り付けたら完成!なんとトロピカルな味でしょう!パッションフルーツの酸味がとても爽やかで、飲みやすさも抜群!

3. メロンとスイカのカイピリーニャ

トラディショナルなカイピリーニャとは違ったバリエーションをお考えの方には、メロンとスイカで作るカイピリーニャを紹介します。

作り方

-メロンをキューブ状に切ったものを2カップ
-スイカをキューブ状に切ったもの1.5カップ
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
-飾り用レモン 1スライス
セレッタ¼カップ(60m)

メロンとスイカと砂糖をグラスに入れてよく潰す。氷を入れ、セレッタを入れて混ぜ、レモンで飾ったら完成!スイカとメロンの意外なコンビネーションをセレッタが包み込んでくれます!濃厚なハーモニーが楽しいカクテルですね!

4. ヤクルトカイピリーニャ

子供の頃に飲んでいたヤクルトを覚えていますか?美味しいカクテルに使える材料のひとつです。レモンスライスと砂糖でアクセントを加えることもできます。ほんの数分で、多くの人を喜ばせるサプライズ感たっぷりのカイピリーニャです!

作り方

-レモン一個分の絞り汁
-ヤクルト2本
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
-飾り用レモン 1スライス
セレッタ¼カップ(60m)

このレシピは、すべての材料を混ぜるだけ。レモン果汁、ヤクルト、砂糖をよく混ぜ、アイスとセレッタを混ぜ、レモンを飾ったら完成!
こんな意外な飲み物ってあるの?と、子供の頃の感覚が呼び起こされるカクテルです!

5. ストロベリーカイピリーニャ

ブラジルではイチゴはレモン以外でカイピリーニャの材料として最もよく選ばれる果物の1つです。酸味から甘みまで幅の広い味わいがあるため、カイピリーニャの味に深みを与えます。

作り方

-レモン1個分の絞り汁
-大きめのイチゴ6粒
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

イチゴは日本でも大人から子供まで人気のある果物です。その魅力を存分に感じられるカイピリーニャです!ブラジルの人気カクテルを是非ご自宅でお試しください。

6. スイカとパッションフルーツの生姜風味カイピリーニャ

生姜はカイピリーニャに一味違った風味を与えます。このカクテルも実に簡単に作ることができます。フルーツと砂糖、生姜を加え、氷とカシャーサを加えるだけです。

作り方

-パッションフルーツ1個(種ごと)細かく切っておく
-スイカをキューブ状に切ったもの1.5カップ
-生姜は3枚くらいスライスしたものを粗みじんに切っておく
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

もう皆さん、ここまで来たら作り方の想像はつきますね!パッションフルーツとスイカと生姜と砂糖をグラスに入れてグラス内で揉みます。クラッシュアイスを入れて、セレッタを加えたら、かき混ぜで完成です!生姜の香りがふんわりとアクセントになって、体に良さそうな風味になります。また、パッションフルーツの酸味が、砂糖やスイカの甘さを上手にまとめてくれますね!

7. カイピリーニャフルーツハニー

このカイピリーニャは、ミント、レモン、みかん、ハチミツ、パッションフルーツを使った、フルーツ感に溢れるカクテルです。一度飲んだらクセになる、フルーツフレーバーが楽しいカイピリーニャです。

作り方

-ミカン2個
-ミントの葉4枚
-ハチミツ小さじ2杯
-レモン 1スライス
-パッションフルーツ1個(あらかじめ潰しておく)
-レモンソーダ
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

グラスにミカン、ミント、レモンを入れ軽く揉みます。そして、ハチミツ、氷を入れ、パッションフルーツと、セレッタを入れたらよく混ぜます。そして、グラス一杯になるまでレモンソーダを入れて軽く混ぜれば完成です!甘味が足らなければ、砂糖で加糖してもOKです!爽快感がたまらない、夏に飲みたいカクテルですね!炭酸が気持ち良いカイピリーニャのソーダ版です!

 

8. 3種のレモンのカイピリーニャ

このカイピリーニャは”caipirinha trelimões”(3種のレモンのカイピリーニャ)と呼ばれ、レモン、タヒチレモン、キーライムを使った、非常に簡単に作ることができるカクテルです、3種のシトラスの酸味の刺激がたまらない、甘さ控えめのドリンクが好きな方におすすめのカクテルです。

作り方

-レモン厚切り2枚
-タヒチライム厚切り2枚
-キーライム厚切り2枚
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

3種のレモンと砂糖をグラスに入れ、優しく揉みます。そして氷を入れセレッタを注ぎ入れ、良く混ぜれば完成!こんなに簡単にできるカクテル、ご家庭で作らないのはもったいない!是非お試し下さい!

9. バナナカイピリーニャ

珍しいカイピリーニャの登場です!バナナ?と思われた方も多いかもしれませんが、これが意外!合うんです!バナナ、氷、砂糖、セレッタをブレンダーに入れてレモンを絞るだけで、なんともエキゾチックな飲み物のできあがりです!

作り方

-バナナ1本
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

バナナはブレンダーで良く回るようにあらかじめ細かく切っておきます。そしてブレンダーにバナナ、砂糖、セレッタ、氷を入れ混ぜます。(氷でブレンダーの刃が傷つくことがありますので、ブレンダーの性能をご確認の上使用してください)出来上がったものをグラスに移せば完成です!ブレンダーを使って作るカクテルは“バチーダ(Batida)”とも呼ばれます。体にも良さそうなこのカクテル。一度作ったら、その手軽さにリピートしてしまいます!

10. ベリーベリーカイピリーニャ

このカイピリーニャの組み合わせは、ブラジル全国のバーで非常に一般的で、家でも簡単に作れます。使われるフルーツはイチゴ、アセロラ、ブルーベリー、カシャーサ、氷、砂糖だけです。(アセロラは日本で手に入りにくいので、代わりに今回はクランベリージュースを使って作りましょう)

作り方

-刻んだイチゴ1カップ
-クランベリージュー50ml
-ブルーベリー1カップ
-セレッタ60ml
-砂糖ティースプーン2杯
-クラッシュアイス¼カップ
セレッタ¼カップ(60m)

イチゴと、ブルーベリーと砂糖をグラスの中で良く揉みつぶします。そこにクランベリージュース、セレッタを入れてよく混ぜます。最後に氷を入れたら完成です!飾りに余ったイチゴをグラスのふちに添えてもかわいいです!ベリー系の甘い風味が濃厚にセレッタと混ざり合い、なんともかわいらしい味になりますね!女子会で作ったら盛り上がること間違いなしです!

カイピリーニャ用のカシャッサを買うならアライマートで

以上のカイピリーニャを作るの欠かせないのが“カシャッサ”と呼ばれる、ブラジル特産の蒸留酒です。AraiMartでは日本で非常に入手困難な“クラフトカシャッサ”をネット通販で1本からお買い求めになれます。ブラジルで人気No.1のセレッタや、ボアジーニャを取り扱っております。

セレッタ(SELETA)

ブラジル国内で最も飲まれているクラフト・カシャッサのセレッタは、ウンブラーナという木の樽で2年間熟成させ、伝統的手法を用いながら製造されています。ライトな味わいで若者にも人気がある逸品です。炭酸水で割ってレモンを入れた“セレッタ・ハイボール”もおすすめ。

品名:スピリッツ

蒸留所:ミナスジェライス州サリナス市

内容量:670ml

アルコール分:42%

セレッタについて詳しく見る

 

ボアジーニャ(BOAZINHA)

 

バルサモという木の樽で4年間熟成させ、伝統的手法を用いながら製造されています。さらに、自社農場で栽培されたさとうきびを原料にして、伝統的な手作業での醸造を施しております。風味はカシャッサ本来の芳醇さを発揮。ほのかに桜餅のような香りが感じられる、風味豊かな「ボアジーニャ」は、ぜひストレートでお試しください。ブラジルの歴史と風土に深く根ざした国民的なお酒です。

品名:スピリッツ

蒸留所:ミナスジェライス州サリナス市

内容量:670ml

アルコール分:42%

ボアジーニャについて詳しく見る

ワインを飲めば健康になる?あまり知られていない意外なメリット

世界で最も人気があり、多くの人を魅了し続けるアルコール飲料、それがワインです。そして、そのワインは、古くから健康に良いとされていて、適量であれば毎日飲むことで日々の生活を健康的に過ごせるとも言われています。

そんなワインですが、日本でも日常的に飲む方も増えてきていて、ますます健康との関連性が注目されてきています。

もし日常生活においてコンスタントにワインを飲む習慣があるのであれば、ワインの健康におけるメリットを見ておきましょう。きっと、もっとワインが好きになるはずです!

ポルトガルワイン通販アライマート

なぜワインが健康のためにおすすめなのか?

日本では古来から、「酒は百薬の長」と言われ、日々お酒を適量飲むことで、長生きができると言われています。それと同様に、ヨーロッパでも、「ワインは最高の薬」というフレーズがあります。西洋人の生活に密着したお酒であるワインもまた、健康に良いとされ、日々のお酒として選ばれ続けているのです。

ワインは食事とのバランスを考えながら飲むことで、多くの健康上のメリットがあるとされています。もちろん、至福の時間を酔いが与えてくれるということは、ワインが持つ一番の魅力であることは言うまでもありません。

そして、ワインは人間の健康にとって非常に重要な栄養成分が豊富に含まれていることで知られています。

ワインに含まれる健康に寄与する成分とは?

ワインの成分として注目されているのが、フラボノイドとレスベラトロールです。これらは、抗酸化作用、抗炎症作用、血管拡張作用を持つ成分です。

そしてワインには私たちの健康にとって非常に重要な栄養成分であるポリフェノールが豊富に含まれています。動脈内のコレステロールや脂肪性プラークの沈着を減らす作用があり、体全体でその効果を発揮するとされています。

さらに、心臓病、癌、骨粗鬆症および老化に対しても作用するとされていて、免疫システムをうまく機能させ、感染症から保護し、代謝のスピードを向上させます。ワインに含まれるアルコールは、自然の血管拡張剤として作用し、血圧を制御するのにも役立つとされています。

また、記憶力、運動能力、肝臓と腎臓の機能、そして胃腸系の機能を改善するなど、万能薬ともいえる効果が期待されます。

ワインがもたらす健康上のメリット

上で述べたように、ワインは私たちの健康に対して様々な効果があるとされています。その栄養に関する特性の多くは、たとえば動脈や心臓の機能に影響をもたらします。それらの成分が体内できちんと作用すると、ワインを適量飲む人に、次のようなメリットがあると言われています。

・HDL(善玉コレステロール)の数値を上昇させ、動脈内のLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害するため、アテローム性動脈硬化症のリスクが軽減される。
・血管が弛緩されることで血圧が下がる。
・フリーラジカル(活性酸素)と戦う抗酸化作用により、がんの予防につながる。
・抗炎症作用により、関節炎や皮膚の問題などの慢性疾患による炎症が軽減される。
・抗血栓作用、抗酸化作用、血小板凝集抑制作用があるため、血栓症、脳卒中の発症リスクを低下させる。
・コレステロール値を下げ、血圧が下がることで、血液が薄まり、心臓発作などの心疾患リスクを軽減させる。
・胃液の生成を増やし、胆嚢を刺激し、消化機能を向上させる。

以上のメリットが期待されますが、妊娠中の女性や、肝臓や膵臓の病気の方、処方薬や体重管理をしている人などには、ワインを飲むことで、健康に悪影響を与える可能性があることも忘れないでください。そのような方は、信頼できる医師の指示に従ってください。

 

ワインに含まれる栄養成分の内訳は?

 

下の表は、赤ワイン、白ワイン、グレープジュース100gに相当する栄養情報を示しています。
出典 https://www.tuasaude.com/beneficios-do-vinho-para-a-saude/

アルコールが飲めない方で、ブドウの栄養分を摂取したい方は、赤ブドウを毎日食べるか、赤ブドウのジュースを1日200〜400mL飲む必要があります。

ワインで健康になるための一日の量

食べ物や飲み物の摂取は、人間の健康にどのように有益であっても、常に注意して行う必要があります。栄養素やカロリーの過剰摂取は、不十分な摂取と同様に健康に害を及ぼす可能性があります。

過剰なアルコール飲料の摂取に関しては、健康上の利点よりも多くの欠点をもたらす可能性があるため、摂取量が自分の健康状態にとって適量であるか常に気を付ける必要があります。

毎日ワインを飲む方の推奨量は、それぞれの人が、どれくらいの栄養を必要としているかによって大きく異なります。ただし、一般的に、健康な成人の場合、1日の摂取量が150mlカップを超えない程度が好ましいとされています。この量を毎日摂取すれば、健康上のメリットを得るのに十分な量だといわれています。

日々の生活を楽しく、健康的に過ごすために選ばれるワイン。毎日飲むには美味しくなければ続きません。世界でテーブルワインとして親しまれている、アライマートのポルトガルのワインをご紹介します。

 

ポルトガルワイン【赤】のおすすめ

口の中に広がるブドウ本来の果実味に、どこか懐かしさや温かみを感じられるのがポルトガルの赤ワインの特徴です。ここではおすすめのポルトガルの赤ワインを紹介していきます。

キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ

熟した果実の複雑な風味をはっきりと感じられます。トーストを感じさせるベリー ジャム、チョコレートや濃い色合いの花の香りがほのかに漂い、バランスの良い、骨格のしっかりした飲み口です。

原産地:ポルトガル/ドウロ地方

品種:トウリガ・ナショナル40%、トウリガ・フランカ30%、ティンタ・ロリス30%

味わい:フルボディ

詳しくはこちらから【キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ】

ドナ・エルメリンダ

ジャパンワインチャレンジ2019銀賞を受賞したワインです。色調は濃く深い赤色で、マデイラの香りや高級な完熟した赤肉系果実の香りが漂う質のまろやかなタンニンが感じられます。心地よい味のハーモニーが長く口に残る赤ワインです。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:カステラォン、カベルネ・ソーヴィニョン、トウリガ・ナショナル

味わい:ミディアムボディ

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ】

 

ポルトガルワイン【白】のおすすめ

ポルトガルの白ワイン用ブドウ品種はほぼ土着品種で、その種類も多岐にわたります。ポルトガルにはイワシなどの魚を塩焼きで食べたり、フリットにして食べる文化があります。日本と共通した食文化があるという点でも、ポルトガルの白ワインは、日本の食にも合わせやすいワインです。その中でも白ワインのオススメをご紹介します。

レゲンゴス セレクション

色調は透明感のある麦の穂色。熟したマンゴーやパッションフルーツのアロマの香りと共に、バランスの取れたフレッシュな味わいが楽しめます。

原産地:ポルトガル/アレンテージョ地方

品種:アンタォン・ヴァス60%、ゴウヴェイオ40%

味わい:辛口

詳しくはこちらから【レゲンゴスセレクション】

ドナ・エルメリンダ【白】

アジア最大規模のワインコンテスト「ジャパンワインチャレンジ」にて、2019年金賞を受賞した白ワインです。
色調は緑がかった麦の穂色。濃厚なトロピカルフルーツとはちみつの香りが漂います。酸味と甘み、アルコールと果実感の複雑な味わいで、余韻は長く口の中に残ります。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:シャルドネ、アリント、アンタオン・ヴァス、フェルナオン・ピレス

味わい:辛口

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ白】

ヴィーニョヴェルデのおすすめ商品

爽やかでキレのある酸とフルーティな果実味に溢れ、軽やかな辛口のヴィーニョヴェルデ。アルコール度数が低めで飲みやすく、ワイン初心者でも親しみやすい味わいも魅力です。飲み疲れることなくカジュアルに楽しめるグリーンワインは、国内でも人気がでてきています。そんなヴィーニョヴェルデのおすすめをご紹介します。

ヴェルデガル・ブランコ

グリーンアップルや柑橘系果実のアロマ漂う、フレッシュでほのかな甘みのあるライトボディなワインです。バーニャカウダなどの野菜料理、白身魚の料理と好相性。ライトで微発泡なので、乾杯の一杯にもおすすめです。特に春から夏のシーズンのお食事に、4~8℃までしっかり冷やしてお飲みください。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:アリント、アゼル、ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:中辛口

詳しくはこちらから【ヴェルデガル・ブランコ】

フガス

フルーティで軽快、滑らかな口当たり。柑橘系の色調を持ち、モダンで爽やかなワインです。8~10℃にキリッと冷やしたヴィーニョ・ヴェルデ「フガス」は、白身魚の料理、鶏肉のような淡白な肉料理と相性が抜群です。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:辛口

詳しくはこちらから【フガス】

ポルトガルワインを通販で1本からご購入頂けます

ワインは専門店でお買いになっている方も多いかと思います。しかし、現在ではお好きなお店のネット通販でワインを購入できるようになってきています。国内でも、ワインを楽しむ人が増えてきて、そのニーズの高まりとともに、気軽にネット通販で購入するできるように環境が整ってきています。

しかし、ワインなどの飲料をネットで購入する際の問題は、インポーターがレストランなどに直接販売するために、個人で買う際もケースで買わなければならないということが起こりうるということです。

AraiMartでは、20種を超えるポルトガルワインを1本からご注文いただけます。ポルトガルにグループ会社があるため、 日本でなかなか出会えないポルトガルワインを、お求めやすい価格でご提供しています。国内でも人気が高まってきているヴィーニョヴェルデももちろんごお取り扱いしております。ご自宅のセラーに、ポルトガルの彩りを添えてみるのはいかがでしょうか。

AraiMartのポルトガルワインを覗いてみる

 

ガラナ・アンタルチカ生誕100周年記念キャンペーン実施!

ブラジルを代表する 炭酸飲料”ガラナ・アンタルチカは、今日8月18日に100周年を迎えました!

ガラナ飲料は南米アマゾン地帯原産の植物「ガラナ(Guaraná)」を原料とする飲み物で、ブラジルでは「É Coisa Nossa!」(私たちのもの)というキャッチコピーと共に愛され、ガラナ部門で国内29.7%の圧倒的なシェアを誇る清涼飲料として愛され続けています。

そのガラナ・アンタルチカの生誕100周年を記念して、AraiMart上では現在、大々的にキャンペーンを実施しています。

 

●キャンペーン内容●
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ブラジルで 発売から 8 /18 で 100 年、ガラナ飲料 売上世界一

『ガラナ・アンタルチカ』 ⽣誕100周年キャンペーン

ガラナ 350ml8本+特製タンブラー

100名様にプレゼント!
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キャンペーン応募方法と詳細は、

コチラから↓
AraiMart - アライマート

携帯やPCから簡単に応募できるので、
奮ってご応募下さい!

応募期限は9月5日です。お早めにご確認ください!

全く新しい飲み物、ガラナ飲料

炭酸飲料ガラナの誕生ガラナが商業的に利用されるきっかけとなったのは、リオ・デ・ジャネイロの ルイス・ペレイラ・バレット博士医師による、医薬品としてのガラナ・シロップの発明でした。

ペレイラ医師の試みをきっかけとして、サンパウロのAntarctica社が飲みやすいガラナの商品開発を進め、1921年に「Guaraná Champagne Antarctica」を発売が発売され、それまでなかった全く新しい飲み物として人気を博しました。

黒船ともいえるコカ・コーラがブラジルの市場に参入したのは1941年のことで、それまでの20年間、ガラナ・アンタルチカはブラジルにおける認知度を高めることができました。

大自然の恵みを。ガラナ・アンタルチカ

ガラナ・アンタルチカは、アマゾン原産100%の種子を使用して製品化されたガラナ飲料です。

世界でも第3位の飲料消費市場であるブラジル。その市場の最大の特徴は、アマゾン流域でとれる種子「ガラナ」のエキスを利用した「ガラナ飲料」が圧倒的な支持を得ていることです。

ガラナ飲料と位置付けられた世界中のさまざまなブランドを総合計すると、実は世界4番目に多く消費されている飲料にランクされます。

中でも「ガラナ・アンタルチカ」の商標は、年間8億リットルの販売量で、世界で最も売行きの良い飲料の15品目の中に入っています。

1921年に発売開始され、90年以上の歴史を有するガラナ・アンタルチカ。ACNielsen社の2002年9月の調査によると、 ブラジル全国の百万近い販売店で売られており、ガラナ部門で国内29.7%の圧倒的なシェアを誇る飲料商品です。

なぜガラナ・アンタルチカが選ばれ続けるのか?

ガラナ・アンタルチカの美味しさの秘密はラジル・アンタルチカ社が20世紀の初頭にアマゾンの特産品であるガラナの実から特有の渋味と苦味を取り除くことに成功したことが大きな要因といえます。

黄金色で泡が立つ飲料のため、名付けられた「ガラナ・シャンペーン」という名のもと、1921年には本格的に生産が開始されました。
以後、時代のニーズと共に味、香りを進化させる一方、容器のデザインも進化させ、現在の圧倒的なブランド確立へと至っています。

ガラナ・アンタルチカは、香り付けの原材料として柑橘類の実より摘出された香りのエキスを別に添加し、ガラナエキスに更なるふくよかなフレイバーを付加しています。

長年の研究により確立したこのフレイバーこそが他のガラナ飲料とアンタルチカの違いであり、アンタルチカはこの差別化によってガラナ飲料ブランドの同意語にまでなっているのです。

もっと詳しくガラナ・アンタルチカについて知りたい方はこちらの記事へ

選ばれ続けて100周年!ガラナ・アンタルチカ成功の歴史とは?

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ポルトガルの料理が今美食家に大人気!その魅力を徹底解説

今世界中の美食家から注目を浴びているのが、ポルトガル料理です。その背景にはポルトガルが近年、国をあげてワイン造りに力を入れていて、世界で評価されるワインを数多く生み出していることによります。

ポルトガルのワインが注目されることで、世界中の美食家がその国の料理にも興味を持ち始めたのです。

日本ではまだまだなじみの薄いポルトガル料理ですが、新鮮な魚介がふんだんに使われたり、米を食べる食文化は、日本食と共通する部分が多いとも言われています。

では、世界が注目し始め、これからブームがやってくると噂されるポルトガル料理とはどのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ポルトガルの料理の特徴は?

ポルトガルの料理は、長い歴史の中で、その国土に関係を持った人々の影響を強く受けています。海に面した国なので、魚や甲殻類、また、卵、ジャガイモなども良く使われます。

ポルトガル料理というと、一番有名なのが、“バカリャウ”と呼ばれる干し鱈ですが、ポルトガル料理のバリエーションは幅広く、それらの料理は1000年に及ぶ歴史のなかで作り上げられてきたと言われています。

長い歴史の中で、さまざまな地域の多様な人々が、郷土料理に影響を与えました。 ポルトガル料理は、フェニキア人、ローマ人、ムーア人、ケルト人に至る、多様な民族の影響により、その多様性に特徴があります。

数多くある魚介類を使用した料理の存在感が物語るように、ポルトガル人は料理に地中海と大西洋の海の幸を多く使用します。

そして、大航海時代にはコショウ、シナモン、ナツメグなどのスパイスなどの新しい香りや味覚が加わり、現在のポルトガルのグルメに大きな深みを与えることになりました。この時期に、砂糖、豆、じゃがいもなども料理に加わり、現在のレシピに至るのです。

ポルトガルの料理のレシピはこれら食材がメインとなる

それぞれの国のグルメははそれ自体がその国の文化と言えます。ポルトガルでは、ユネスコから無形文化遺産に登録されたものもあります。そしてポルトガルの料理は、健康的で長寿食であるとされている地中海料理に属しています。

ユネスコによる判定はいくつかの基準に則って行われます。 収穫と漁の方法、調理プロセス、レシピを作り上げた歴史、食材の品質と多様性など、その食材の扱われ方も重要です。

必然的にオリーブオイル、野菜、チーズ、新鮮な魚やシリアルといった、ポルトガルの食文化に根ざした伝統ある食材が使われることになり、ユネスコの要求する基準とポルトガルの料理のテイストがマッチし、それにより文化遺産として認められることになりました。

ポルトガルは美食の国

典型的な地中海料理に使用される、ポルトガル独特のカタプラーナ鍋は、ポルトガル料理を代表するアイコンになっています。ポルトガルの、海沿いの多くのレストランで現在でも使用されています。

また、国内で飼育される良質の黒豚は、先住民が育てていたものから品種を変えることなく、現在でもそのままの形で使用されています。ポルトガルの黒豚は、肉をよりジューシーで美味しくするために、ドングリのみを飼料として育てられています。

アレンテージョ地方では、この豚を地元の特産品としていて、どのレストランのメニューにもあるほどです。

また、ポルトガルを代表する産業であるオリーブから造られるオリーブオイルは、国際市場において高い評価を受けています。

そして、ポルトガルには美味しいチーズもあります。クリーミーなものからドライなものまであり、ポルトガルで生産されているものの中では、ケイジョ・ダ・セーラと呼ばれるチーズが最も良いチーズの一つとして知られています。

エストレーラ山脈に伝わる、伝統的な方法で羊乳から作られた、硬化したバターチーズですが、食卓に彩りを添えます。

ポルトガルのワインやスイーツも世界的に有名

また、ポルトガル国内には、北部から南部に至るまで、特徴的で高品質のワインが造られています。ポルトガルで最も特徴的なワインといえば、ポートワインといって間違いないでしょう。

ポルトガルで生まれたこのユニークなワインは、ユネスコによって世界遺産に分類されている世界最古の境界地域、ドウロ渓谷の土壌と気候の恵みによって作り出されます。

ポートワインについて深く知れば、自然と人間が長い時間を共にすることで、良質で面白味のある製品が生み出されるということを改めて感じられるでしょう。

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また、ポルトガル料理を語る上で、スイーツも忘れてはいけません。ポルトガルでは全国に点在する修道院で昔からスイーツが作られてきました。中には、修道院で発見された古代の修道院スイーツのレシピもあります。

これらのレシピには、砂糖、卵、アーモンドなどの共通の材料がよく使われます。最もよく知られているスイーツはは“パステルデベレン”(エッグタルト)です。

このタルトは、ジェロニモス修道院の僧侶が、修道院でかかる費用をまかなうために発売したとされ、今日でもパティシエによって作り続けられ、その味を忠実に現代に伝えています。

その他、ポルトガルを訪れた際に食べておきたいものはたくさんあります。

-ポルトガルのオリーブオイルとニンニクで味付けした焼き魚

新鮮な魚をシンプルに焼いた料理は感動ものです

-とても新鮮なヴィーニョヴェルデ(緑のワイン)

ポルトガルでしか生産されないフレッシュなワイン

-海沿いの街で食べるシーフードのカタプラーナ

ポルトガルでしか食べられないシーフードの鍋は、見た目も感動的

-ポルトで有名なフランセジーニャ

ポルトを代表する超ボリュームのあるクリーミーなサンドイッチ

-バイラーダ地方の子豚の丸焼き

古来から食べられる豚の料理。皮がパリッとしてジューシーな逸品

-パステルデナタを添えたコーヒー

小さなデミタスカップで飲む少量の濃いコーヒーが思い出に残ります

数々の料理が、旅の思い出に彩りを与えます。素朴ながら印象深い料理の数々がポルトガルでは味わうことができるのです。

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ポルトガルの料理で最も有名なのは干し鱈(バカリャウ)

干し鱈(バカリャウ)はポルトガル料理を代表する料理です。ポルトガル料理と言えばバカリャウ。と言われるほど、ポルトガルの食文化に密着したバカリャウについても見ていきましょう。

ポルトガルにおけるタラの漁とその塩漬けの文化は14世紀にまでさかのぼることができます。ポルトガル人がタラを理想的な魚と見なしたのは大航海時代の時で、長い海の旅に耐えたタラが重宝されたのです。

タラ漁の先駆けは、塩漬けしない状態で魚を天日で乾かし、船に乗せて運んだバイキングたちでした。中世においてポルトガル人は塩を製造していていて、北欧諸国との交渉の切り札として使用されていました。北欧諸国からタラを輸入し、かわりに塩を輸出していました。

“タラと言ったらノルウェー”は大航海時代から

タラ漁は現在のカナダのニューファンドランドとグリーンランドにおいて大型帆船によって行われていました。近代ではトロール船が使われています。

化学物質を使わない伝統的なポルトガルの天日干しと塩漬けの手法は、魚の栄養を損ないません。この手法により、独特の香り、風味、食感を保つことができるのです。

ポルトガルでは“ノルウェーのタラ”が有名ですが、この商品が登場したのも、大航海時代に、タラ漁と塩漬けの方法が組み合わさったこの時代からでした。

バカリャウはリスボンで火が付き国民食へ

このタラですが、何世紀もの間、一流の食べ物とは見なされていませんでした。 1790年頃に、バカリャウ料理がリスボンの街の人から注目されるようになり、街全体に行き渡り、次第に中流階級と上流階級の食生活にも溶け込んでいきました。

このようにして、バカリャウは、各地の貴族、医師、外国人、そして裕福な人々によって消費され始めたのでした。

ポルトガルには広大な海岸線がありますが、種類豊富な海産物が獲れるにも関わらず、漁獲高が低いため、はるか遠くのタラが国民食として根付くことになりました。国内のタラの年間消費量は、国民1人あたり55〜57キロと非常に高く、どれほど愛されているかがうかがえます。

世界で注目を浴びるポルトガルのバカリャウ

ポルトガルにはイワシやサバといった魚の漁場がありますが、タラは輸入量が多く、保存しやすく、栄養分が豊富でタラを使ったレシピも豊富です。現在ではタラはポルトガルの食のアイデンティティの一部となり、多くのレシピが世界中に紹介されています。

このように、バカリャウは安価で手に入ることや、保存のしやすさから、ポルトガルの人々の食生活に大きな変化をもたらし、どの家庭の食卓にも上るようになりました。今日では、グルメの多様性により世界中から注目される食材となっています。

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ポルトガル料理を構成する3大要素

各国の料理には、特徴的な食材や、また、食の構成があり、それらが組み合わさることによって、その国ならではの食文化を織りなします。ポルトガル料理も多くの特徴がありますが、それらはどのような構成で組み立てられるのでしょうか。大きな枠組みで見ていきましょう。

魚介類と肉料理

国境の総延長の約半分が海と接するポルトガルは、イワシとタラが、海水の冷たい遠洋で漁獲され、ポルトガル料理で最もよく使われる魚として知られています。また、ザル貝、ムール貝、など、天然の多種多様な貝もまた、ポルトガル人に好んで食される食材です。

肉料理に関しては、肉と内臓、特に豚肉の加工肉のハムやソーセージが際立つ郷土料理を各地で楽しむことができます。

ワイン

ポルトガルのワインの醸造の歴史は、国の誕生以前より古くから行なわれています。ポルトガル領土内における最初のブドウ園は紀元前2000年頃に始まったと考えられています。その後、多種多様な人々の影響を受け、ブドウ園の栽培と生産に大きな進歩をもたらし、今ではポルトガルの文化的シンボルして扱われるまでになっています。

ポルトガル国の創設により、ワインはその重要性が強く打ち出され、すぐに最も輸出される製品となりました。この流れは、ポルトガルがポルトガル帝国を通じて世界のさまざまな地域にワインを紹介した大航海時代まで続きました。

今では、一人当たりのワインの年間消費量が世界一になるほど、ワインが生活と密着し、楽しまれています。

スイーツ

ポルトガルのスイーツのほとんどは16世紀の修道院で生まれました。修道院の女性人口は主に信仰によってではなく、社会的な強要もあり、修道女を選択した女性で構成されていました。

それを示すように、ポルトガルのスイーツの名前の多くは、カトリック信仰の影響を受けています。修道院長の指輪(argolas da abadessa)、修道女の腹(barrigas de freira)、修道士のキス( beijo de frade)、天のスライス(fatias celestes)、天のぼろきれ(farrapos do céu)、天のご馳走(manjar celeste)、修道院長の耳(orelhas de abade)、修道院長の手のひら(palmas de abade)、天使の会話(papos de anjo)、天からのチーズ(queijos do paraíso)、ロトのパン(pão de ló)などです。※ロトは旧約聖書の登場人物

多くのお菓子は卵がベースになっています。 18世紀~19世紀にポルトガルはヨーロッパ、ひいては世界の主要な卵生産国になりました。しかし、これらの卵は、ワインを醸造する際に樽に入れワインを浄化させるために使われ、ワインを輸出することを目的として生産されていました。

さらには、卵白は女性の衣服にアイロンをかけるためにも使用されていました。当時のポルトガルには卵黄がたくさん残っていたため、その卵黄が美味しいポルトガルのお菓子の製造に使われたということです。

つまり、ワインの製造と、お菓子作りには切っても切れない結びつきがあったということです。

 

ポルトガルの食文化は魅力的なものばかり

以上見てきましたように、ポルトガルは美味しいものであふれることが運命づけられた土地と言っても過言でないくらい、良い食材に恵まれ、また独特な調理方法も多くあり、誰もが楽しめる食文化になっています。

魚、肉、チーズ、ワインなど、食の基本となるものがすべて国内で調達でき、また、古くより伝わるレシピが、現在においても大事にされているのを見ると、世界の美食家たちがポルトガル料理を楽しむのも納得できます。

是非、機会があればポルトガル料理を召し上がってみてください。きっと新しい発見があるはずです!

ポルトガルの料理と合わせたいポルトガルワイン

あまり知られていませんが、ポルトガルはワイン王国なのです。そんなポルトガルワインの魅力はなんといっても、その土地ならではのブドウを使った、オリジナリティ溢れる味わいです

1ヘクタールあたりのブドウの固有品種が世界最多といわれるポルトガル。多品種をブレンドした味わい深いワインが数多く生産されています。

そんな特徴を持つポルトガルワイン。以下ではAraiBrandオススメのワインをご紹介します。

ポルトガルワイン【赤】のおすすめ商品

口の中に広がるブドウ本来の果実味に、どこか懐かしさや温かみを感じられるのがポルトガルの赤ワインの特徴です。ここではおすすめのポルトガルの赤ワインを紹介していきます。

ドナ・エルメリンダ

ジャパンワインチャレンジ2019銀賞を受賞したワインです。色調は濃く深い赤色で、マデイラの香りや高級な完熟した赤肉系果実の香りが漂う質のまろやかなタンニンが感じられます。心地よい味のハーモニーが長く口に残る赤ワインです。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:カステラォン、カベルネ・ソーヴィニョン、トウリガ・ナショナル

味わい:ミディアムボディ

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ】

キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ

熟した果実の複雑な風味をはっきりと感じられます。トーストを感じさせるベリー ジャム、チョコレートや濃い色合いの花の香りがほのかに漂い、バランスの良い、骨格のしっかりした飲み口です。

原産地:ポルトガル/ドウロ地方

品種:トウリガ・ナショナル40%、トウリガ・フランカ30%、ティンタ・ロリス30%

味わい:フルボディ

詳しくはこちらから【キンタ・ダ・レデ レゼルヴァ】

ポルトガルワイン【白】のおすすめ商品

ポルトガルの白ワイン用ブドウ品種はほぼ土着品種で、その種類も多岐にわたります。ポルトガルにはイワシなどの魚を塩焼きで食べたり、フリットにして食べる文化があります。日本と共通した食文化があるという点でも、ポルトガルの白ワインは、日本の食にも合わせやすいワインです。その中でも白ワインのオススメをご紹介します。

ドナ・エルメリンダ【白】

アジア最大規模のワインコンテスト「ジャパンワインチャレンジ」にて、2019年金賞を受賞した白ワインです。
色調は緑がかった麦の穂色。濃厚なトロピカルフルーツとはちみつの香りが漂います。酸味と甘み、アルコールと果実感の複雑な味わいで、余韻は長く口の中に残ります。

原産地:ポルトガル/セトゥーバル地方

品種:シャルドネ、アリント、アンタオン・ヴァス、フェルナオン・ピレス

味わい:辛口

詳しくはこちらから【ドナ・エルメリンダ白】

レゲンゴス セレクション

色調は透明感のある麦の穂色。熟したマンゴーやパッションフルーツのアロマの香りと共に、バランスの取れたフレッシュな味わいが楽しめます。

原産地:ポルトガル/アレンテージョ地方

品種:アンタォン・ヴァス60%、ゴウヴェイオ40%

味わい:辛口

詳しくはこちらから【レゲンゴスセレクション】

ヴィーニョヴェルデのおすすめ商品

爽やかでキレのある酸とフルーティな果実味に溢れ、軽やかな辛口のヴィーニョヴェルデ。アルコール度数が低めで飲みやすく、ワイン初心者でも親しみやすい味わいも魅力です。飲み疲れることなくカジュアルに楽しめるグリーンワインは、国内でも人気がでてきています。そんなヴィーニョヴェルデのおすすめをご紹介します。

ヴェルデガル・ブランコ

グリーンアップルや柑橘系果実のアロマ漂う、フレッシュでほのかな甘みのあるライトボディなワインです。バーニャカウダなどの野菜料理、白身魚の料理と好相性。ライトで微発泡なので、乾杯の一杯にもおすすめです。特に春から夏のシーズンのお食事に、4~8℃までしっかり冷やしてお飲みください。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:アリント、アゼル、ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:中辛口

詳しくはこちらから【ヴェルデガル・ブランコ】

フガス

フルーティで軽快、滑らかな口当たり。柑橘系の色調を持ち、モダンで爽やかなワインです。8~10℃にキリッと冷やしたヴィーニョ・ヴェルデ「フガス」は、白身魚の料理、鶏肉のような淡白な肉料理と相性が抜群です。

原産地:ポルトガル/ヴィーニョヴェルデ地方

品種:ロウレイロ、トラジャドゥラ

味わい:辛口

詳しくはこちらから【フガス】

 

ポルトガルワインを通販で1本からご購入頂けます

ワインは専門店でお買いになっている方も多いかと思います。しかし、現在ではお好きなお店のネット通販でワインを購入できるようになってきています。国内でも、ワインを楽しむ人が増えてきて、そのニーズの高まりとともに、気軽にネット通販で購入するできるように環境が整ってきています。

しかし、ワインなどの飲料をネットで購入する際の問題は、インポーターがレストランなどに直接販売するために、個人で買う際もケースで買わなければならないということが起こりうるということです。

AraiMartでは、20種を超えるポルトガルワインを1本からご注文いただけます。ポルトガルにグループ会社があるため、 日本でなかなか出会えないポルトガルワインを、お求めやすい価格でご提供しています。国内でも人気が高まってきているヴィーニョヴェルデももちろんごお取り扱いしております。ご自宅のセラーに、ポルトガルの彩りを添えてみるのはいかがでしょうか。

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